一時大きく話題になって僕自身2011/9/13にベータ登録していたBitcasaが、今日1/14の朝にようやく招待メールが来て、サービスを使えるようになった。
Bitcasaとは、簡単に言うと「容量無制限のクラウドディスクサービス」で、登録するとクラウドのディスクが容量無制限でもらえるというものすごい画期的なサービスだ。今はベータ版なので無料だが、将来は月10ドルになるということだ。
詳しいことはTechCrunch「Bitcasa、容量無制限のクラウドディスクが月額10ドルで」に書いてあるのでこちらを参照されたし。
というわけで早速登録して使ってみた。容量をみると562.95TBとある。すげぇ、こんな容量見たことない…。
クラウドディスクといえばDropboxがメジャーどころでものすごい便利なのだけど、アップロードは体感的に結構遅いのが玉にキズ。
一方Bitcasaは、その点転送速度がかなり速かった。試したところ、GB(ギガビット)クラスのファイルでもストレスなくアップロードできた。
またアップロードした3.8GB動画ファイル(H.264のMP4)を再生したところ、最初の30秒内は若干のコマ落ちがありながら、そのうちキャッシュがたまって全く問題なく再生ができた。もちろん動画ファイルの種類にもよると思うので、参考までにiPhone 4Sで撮った動画再生の様子をYouTubeにアップしておいた。
正直この速さは驚きだった。まるでちょっと遅い外付けハードディスクにコピーするかのように、Bitcasaのクラウドディスクは使えるのである。これで容量無制限だったら、もう本当に物理的な外付けHDDなんていらなくなるかも…。
ちなみにベータ版のユーザーは他に3名招待できるようになっているみたい。上部のメニューから「Give a Friend Bitcasa Access」へ行くと招待URLを取得することができる。
見たところまさに「ネ申サービス」なのだが、欠点っぽいところを見つけてちょっと残念な気持ちに。実は利用している間はCPUパワーを喰うため、ファンが回りっぱなしになっていた。CPUを喰うアプリをなにも立ち上げてないのにファンが回りっぱなしなのでおかしいと思い「アクティブティモニタ」で調べたところ、案の定120%という数字が出てCPUを使いまくっていた。
ただしばらくBitcasaを使ってないと(15〜20分くらい?)、ファンは収まり、CPU占有率は元の状態に下がっていつもの状態に。で、また使い始めるとまた一気に100%を超え、うなるようにファンが回り出す。転送の際に暗号化してるという話なので、もしかしたら復号化などにパワーを喰われているのかもしれません。うーん、この状態が続くのはちょっとアレだなぁ。。
ともあれ、素晴らしいサービスには間違いないっす。まずはベータ版の利用を登録してやってみて欲しい。結構その使い勝手の良さに驚くはず。
[qa]