なるべく通話にお金かけたくない
どうも、リョウサトウ(@ryosatony)です!ボクはどうしても通話にお金かけたくないんですよ。
過去にこんな投稿もしてるので、いかに電話にコストをかけたくないかおわかりいただけるかと。
なぜなら、ネットのおかげでLINEやSkypeで無料通話できるのに、わざわざお金かけてまで通話したくないんです。しかも時間でチャージされるのって、落ち着いて話せないじゃないですか。
先日ソフトバンクからBIC SIM(IIJ mio)へMNPして月々の通信費をぐんと下げられて喜んでるのですが、通話料30秒20円には納得がいかずどうしたものかと考えてました。
スマホで通話料を一番安くする方法って?
スマホで使える電話サービスは結構いろんなのがありますが、ボクがもってるアカウントは次の3つです。
どれも日常的に数ヶ月使っていて、この3つをそれぞれ目的に応じて使い分けてます。
G-Call
G-Callは30秒10円で非課税だし比較的安く、IP電話じゃないので安定した通話ができるのですごく気に入ってます。とても大事でミスできない電話、例えばクライアント先へかけるときはこれです。
ちなみに楽天でんわは楽天のビジネス手法がキライなので選択からはハズしてます。期間限定キャンペーンに乗らされてだまされたくないもの。
登録にはクレジットカードが必要だけど、初期費用や基本料も無料なので、登録しておくと何かと便利かも。
FUSION IP-Phone SMART
FUSION IP-Phone SMARTは30秒8.64円で、050の電話番号も持てるし、FUSION IP-Phone SMART同士ならタダで電話がかけられる。極めつけに留守電機能も無料で、着信があったことを知らせる通知メールがきて、そこに録音されたものがメール添付で送られてくる。非常におトクで有効なIP電話です。
050から始まる独自の電話番号が持てるので、本来電話機能のないiPad (Wi-Fiモデル) などのタブレットでも電話機能を付加できるのもポイントが高い。
登録にはクレジットカードが必要だけど、1枚のクレジットカードで1つの電話番号が割り振られる。数枚のクレカがあればそれだけの電話番号をもつことができる。初期費用や基本料も無料。100円分の無料通話が付いてくるのもいいです。
参考 注意事項(お申し込みの前に) | FUSION IP-Phone SMART
しかし正直通話の品質は若干心許ない。ボクは2012年5月から使ってますが、音声が少し遅れて相手に届くせいか、ちゃんと声が聞こえてるのか不安なことが多い。こういう不安の元に会話していると、同じことを何度か繰り返して言ったりしなきゃいけなくなったり実は通話が長くなりがちで、むしろ料金がかさむ可能性が高いんです。大事な電話にはちょっと厳しい。
FUSION IP-Phone SMART同士の無料通話にしても、まともにあまり話せないことが多かった。相手が何言ってるか途切れすぎて。これはボクのネット回線によるところも大きいかと思うんですが。日本とアメリカ(ニューヨーク)、東京と茨城で通話したときも、どちらも話しててストレスが溜まってます。マンションで引いてるネット回線がおかしいのかな?とにかく不安が大きいんです。
使い道としては自分の携帯電話番号を教えたくない場面、例えば会社の緊急連絡網とか、アンケートに記入する電話番号とか予備の番号としてよく使ってます。
以上より、2013年まではIP電話をよく使ってはいたものの、2014年はほとんど出番がありませんでした。後述するLINE電話が登場したからです。
LINE電話
そしてLINE電話。2014年、ボクはこれを一番使いました。LINEには相手がLINEをもってない人(電話番号をもってる人)に電話ができるもう一つの通話サービス「LINE電話」というのがあるのです。
コールクレジットを買う前金制なのが若干ひっかかりながらも、とにかく安いんですよね。固定電話へ1分3円で携帯電話へ1分14円。
参考 LINE電話とは
LINE電話の良さをまとめるとこんな感じ。
◎とにかく安い通話料
固定電話へ1分3円。これはもう申し分ない安さ。そして携帯にかけても1分14円だからとにかく他と比べて見劣りしない安さである。しかも税込での価格だ。おまけに、お店にかける場合は無料のところがかなりある(10分間ですが、用件だけなら十分な時間)。
現在地近くにあるお店の検索はもちろん、キーワードでの検索も可能。
国際電話も安くて、アメリカは固定も携帯へも1分1円である。日本にかけるよりずーーーーっと安いじゃないか!!
どのサービスにするか考えるのがメンドクサイときや急いでるときはLINE電話でかければまず間違いない、という信頼性もあります。コールクレジットも200円(200クレジット)単位で買えるのも良心的です。
参考 料金 – LINE電話
LINE電話はLINEアプリの奥の方にあって不便を感じる人は、ワンタップでLINE電話にアクセスする方法(ホームにLINE電話ボタンを追加する方法)があります。簡単なのでサラっとやってみてくださいね。
◎自分の携帯電話番号が相手に通知される
※(NTT docomoへの着信を除く)
着信相手に誰からの電話か知らせることができるメリットはやはり大きい。IP電話でかけると050番号となってしまい、特に友だちにかけるときに少し不安だ。電話に出てもらえなかったとしても着信履歴が残り、折り返しの電話が期待できる。
デメリットとしては、コールクレジットが180日間(およそ半年)という期限があること、050IP電話よりはずっと安定してるが、やはりたまに音声が途切れることがある。
回線速度に依ってしまうので仕方がないところだが、それを加味しても携帯電話の通話に引けを取らないと思う。携帯同士でも意外と電波の入り方で途中で切れたり、聞こえなくなったりするしね。
固定電話が無料のViber(参考)
楽天が買収したことで知られているViberですが、なんと国内の固定電話への通話料が無料です(2015年5月現在)。これは無料キャンペーンによるものですが、実は終わりの期日がどこにも書いておらず、いつまでに終了するのか特に決まっていないようです。
Viberから電話番号を使って電話することをViber Outといいますが(Skype outと同じですね)、固定電話へのViber Outが無料なのです。なお、050(IP電話)への電話もやってみたところ無料で繋がりました。固定電話にはIP電話も含まれるようですね。
参考 Viber、国内の固定電話への通話料無料キャンペーン実施中
おそらくは登録された固定電話へ10分無料で電話できるLINE電話に対抗したものであると予想していますが、LINE電話と違ってどんな固定電話にも欠けられるのが非常に魅力的。当然お金をチャージする必要がないので、無料のアプリを入れてぜひ試してみてくださいね。
※Viberにクレジットをチャージしていない場合、1回の通話あたり5分まで通話可能ということです。チャージしている場合、特に制限はないようです。もちろん5分後の通話にも料金はかかりません。
Androidアプリはこちらから
Viber:無料通話・無料メッセージ – Google Play の Android アプリ
Google Voice(参考)
実はGoogle Voice(iOSならHangouts、AndroidならHangouts Dialerアプリ)を利用する手もあって、これだと本当に最安。固定電話やIP電話向けで1分3セント、携帯電話向けで1分9セントです。しかしチャージは10ドル単位なので試すのがちょっとためらわれます。
品質はどうか。ボク自身はアメリカの電話番号(Google Voice Number)を持ってるのでアメリカにかける場合はこれを多く使ってます。実質は日本からアメリカへかけてることになるのに、クオリティはLINE電話を超え、普通の携帯電話で話してるようにものすごく快適。
当然かけた相手はアメリカの電話番号が表示されるので、日本の携帯にかけると海外からかかってきたように見えてしまう。なので日本への通話には使ってません。10ドルチャージするのも、そんなに電話しないボクとしてはイヤなので。
まとめ
普段使いはとにかくLINE電話がオススメです。一番コスパがよく、ボク自身こればっかりです。そして大事な電話はG-Call、そして予備の手段としてFUSION IP-Phone SMARTという感じ。
使い分けるのがメンドクサイならLINE電話。別にLINEからお金もらってるわけじゃないけど、2014年にボクの中で一番活躍したサービスがLINEであり、LINE電話だったので。気軽に試せるのも◎。
履歴を見てわかる通り、ボクは現状LINE電話をメインに利用しています。
それでは今回はこの辺で☆
Photo: Talking on the Phone by Marjan Lazarevski, on Flickr