次期MacOSであるOS X Mountain Lionが2012年夏ごろに登場するというニュースが飛び込んできたと同時に、早くも新しいアプリである「Messages(メッセージ)」のベータ版がAppleサイトから無料でダウンロードできるようになっていた。
夢にまで見たMacでのiMessage送受信ができるようになったということで、居ても立ってもいられず早速ダウンロード&インストール!次期OSのOS X Mountain Lionの機能を一足早く体験できちゃうんですから、やらないわけにはいきません!
ダウンロードはこのページからできるようです。もちろんOS X用です。
G+の友人によると、インストールには、OS X Lion 10.7.3以上が必要とのことでした。
Download Messages Beta and get a taste of what’s coming in OS X Mountain Lion.
この「Messages(メッセージ)」はちゃんとローカライズされていて、日本語で表示されていました。よくよく見てみると、もともとOS Xに昔からあったiChatと統合されているんですね。iChatの設定を引き継いでおりました。
さて、「Messages(メッセージ)」を使ったiMessageの送受信方法は以下の通り。インストール後に再起動が求められます。再起動してアプリを立ち上げるとApple IDとパスワードの入力を求められます。
ここで入力するApple IDはiOS(iPhone, iPad, iPod touch)のiMessageで利用しているのと同じものを入力します。
次に進むとメッセージ着信用の連絡先情報を入力します。こちらもiOS(iPhone, iPad, iPod touch)のiMessageで利用しているのと同じものを入力します。
これからの設定は全てiOSのiMessageと同じ設定にしておけば、どのデバイスでも同じメッセージのやりとりができるようになります。
僕のiPhoneの設定は以下のような感じなのでこちらに合わせて設定しました。
ここで、「Messages(メッセージ)」とiMessageの言葉が紛らわしいのでここでの言葉の定義をちょっと書いておきます。
Messages(メッセージ)
アプリの名前。今後は「メッセージアプリ」と書くことにします。
iMessage
iOS&Macでメッセージを送受信する仕組み、または「Messages(メッセージ)」アプリを使ってiOS&Mac間でデータ送受信すること全般を指します(もちろん無料!)。※ちなみにiOS上ではiMessageは吹き出しが青となり、SMSやMMSでは緑になるところが大きな違いです。緑の吹き出しの場合はiMessageではない(パケット代発生 – キャリアのプランによっては課金されます)のでご注意を。
試しにiPod touchを持っている友人にMacからiMessageを送ってみました。
すると自分のiPhone側ではこのように自分の送ったメッセージが出てきます。なぜ吹き出しが分断されてるのかは謎です。。後で確かめてみると、受け取った側でも同じように分断されてたとのこと。これは明らかにバグでしょうね。読みにくいので早く改善して欲しい点です。
そして今度はiPhoneから自分に対してiMessageを送ってみました。
ちゃんとMacのメッセージアプリににiMessageが届いていました\(^O^)/
できそうでできなかったMacとiOSでのiMessageのシームレスなやりとりがついに実現した瞬間です。正直結構感動しました。こうなるとiTunesのようにクロスプラットフォームのやりとりができるよう、Windows版も欲しいところですが、ちょっと微妙ですね。最近は「Back to the Mac」がコンセプトのようですし。
ちなみに、吹き出しの色は自由に変更できます。この辺はiChat時代と変わらないようですね。
ぜひMacユーザーの方は一足先に利用してみてはいかがでしょうか。もちろんベータ版なのでその辺は自己責任で<(_ _)>
[qa]