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奥さんの出産「直前」と「直後」に必要なパパがやっておくべきこと

投稿日:2011年9月4日 更新日:

出産前後はパパにも役割がある

どうも、リョウサトウ(@ryosatony)です!私事ですが、、、、先日8月23日に長男が誕生しました!

もちろん嬉しくて嬉しくて何もかも忘れて手放しで喜んでいたのですが、その後手続きがあることをすっかり忘れていてアタフタ…。奥さんが出産のときには忘れてはいけないことが旦那にはいくつかあるんです。

“そのとき” になってうっかり忘れると大変なこともありますので、備忘録も兼ねてここに書いておきたいと思います。パパ目線なので、奥様方からみたら違うというお叱りがあるかもしれませんが、そこはどうかご容赦願います。。

なお、地域によって準備が必要な内容が異なってくる場合がありますので、詳しくは出産する地方自治体へ聞いておくことをお勧めいたします。

まず全体としてはこのような感じです。

●奥さんの出産「直前」までにやっておくべきこと
0)産院の下調べ(出産費用の下調べ)
1)入院準備金の用意 or 出産育児一時金の直接支払制度の申請
2)子どもの名前候補を決めておく
3)会社へ休みの根回し

●奥さんの出産「直後」にやっておくべきこと
1)出生届の記入と提出
2)子ども手当の申請
3)健康保険被扶養者(異動)届の提出
4)出産育児一時金・出産育児付加金支給申請書の提出
5)子ども医療費助成の申請
6)出産通知書(はがき)の郵送
7)会社へ慶弔祝金の申請
8)その他

奥さんの出産「直前」までにやっておくべきこと

0)産院の下調べ(出産費用の下調べ)

すみません、直前では遅いかと思いますので、0番としました。

初産の場合、出産がいくら掛かるものなのか、わからないかと思います。それだけでなく、どこで産むかも決まってない場合がほとんどでしょう。レディースクリニックで勧められた産院か、里帰り出産かでまた違ってくるかと思います。

いずれにしてもどこで産むのかをしっかり決めておくことは、奥さんの快適な出産に最も重要なことですね。こればかりは奥さんと一緒に資料を集めたり、ネットを見たりして決めることが必要かと思います。

そしてパパにとって大事なのは「いくら掛かるか」ですね。入院費も個室かどうかで異なりますし、分娩費用も自然分娩、無痛/和痛分娩など出産方法によっても異なります。全部でいくらになるのかを概算でも把握しておいて、お金の目処を付けておきましょう。

あと補足ですが、赤ちゃんのために必要なものがたくさんありますので、そのお金の準備もお忘れなく。最初のお子さんの場合は何から何まですべて準備しなければいけないので、結構かかりますよ〜!(我が家の場合、ベビーベッドやベビーカーも入れて全部で16万円ほどかかりました。ほとんどアカチャンホンポやアマゾン、西松屋で購入)

そして紙おむつですが、うちは第一子、第二子ともにメリーズを奥さんが選んでました。紙おむつは2パックくらいまとめて買っておくとよさそうです。アマゾンで買うと結構安いので、かさばる物は通販がよいかもしれません。

アマゾンの赤ちゃんグッズ、送料無料ですぐに届くので便利です(マーケットプレイスでの商品を除く)。

1)入院準備金の用意 or 出産育児一時金の直接支払制度の申請

まずは出産育児一時金の直接支払制度が使えるか産院に聞いておくのがよいと思います。
実は、僕はどこでも直接支払制度が使えるものとばっかり思ってたのですが、奥さんが入院する際に産院へ尋ねたところ、

「うちはやっていません」

と冷たく断られてしまいました。最近の出産育児一時金は高額だし、あてにしてただけに結構堪えました。。なので、産院に事前に聞いておいた方が良いと思います。

直接支払制度が使える場合は、所属している会社の健康保険組合や区の国民保険に直接支払い制度の申請書をもらっておくとよいかと思います。最近はPDFで配布しているところも多いようです。

なお出産費用をあらかじめ用意することが困難な場合は「出産費資金貸付制度」を利用できるようなので、地方自治体のサイトや健康組合のサイトで調べておくとよいです。

参考 厚生労働省:平成21年10月1日より出産育児一時金の支給額と支払方法が変わりました。

僕の場合は直接支払制度が利用できなかったため、入院準備金を産院へ奥さんの入院時に支払いました。金額は産院によっても違うとは思いますが、だいたい支払い総額の半額のようです。参考までに、我が家の分娩費用は61万円で、入院準備金は30万円でした。

2)子どもの名前候補を決めておく

個人的には出産後でも間に合うと思うのですが、奥さんが里帰りしたり、出産後に連絡が取りにくい状態になる可能性が高いです。そのため、ある程度は出産前に候補を決めておくのがよいと思います。性別がわかってる場合は特に重点的に前もってやっておいた方が、後で追い込まれないですみます(笑)

僕の場合は赤ちゃんの顔を見て最終決定したのですが、出産前に最有力候補だった名前ではなく他の名前に決まってしまいました。子どもにご対面してから名前のインスピレーションが湧いてくる場合もあるようです。

3)会社へ休みの根回し

僕は出産に立ち会うために会社を休みました。

子どもが産まれるときは会社から1日くらい特別休暇をとれるところも多いかと思います。ただ、急に休むことはなかなか難しいと思うので、上司に出産予定日あたりを伝えておいて休む意思も伝えておくと良いかと思います。

ちなみに僕は奥さんが無痛分娩を選んだために出産日が事前に決まっていましたので、その日をあらかじめ伝えておきました。

奥さんの出産「直後」にやっておくべきこと

1)出生届の記入と提出

何はなくともこれが最も重要です。出席届は赤ちゃんが産まれてから14日以内に役所へ出す必要があります。

産院からもらえる出産証明書がそのまま出生届に使えるものですが、名前を記入しなければならないので、すぐには出せないでしょう。でも忘れないようできるだけ早く出す方が良いかと思います。

出生届を提出する際に、母子手帳をもっていく必要があります。ただ、母子手帳はマストではないらしく書類だけでも出せば受け付けてくれるようです。僕の場合窓口の受付が延長している日を選んで出したのですが、本籍地が違う区のため母子手帳への記入は後日となってしまい、出生届を提出したときには見せずに提出だけして終わりでした。

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なお出生届は、直接窓口にもっていかなくても郵送による届け出や代理人が提出するも可能ということです。

余談ですが、母子手帳は奥さんが検診に産院へ行ったりする場合に毎回必要のようです。里帰りなどで奥さんと離れている場合は母子手帳のやり取りが発生します。僕は申請した2日後にすぐ母子手帳が必要と言われていたので、クロネコメール便の速達を利用しました。600km圏内なら翌日届き、母子手帳なら薄いので180円しかかかりませんでした。

仕事が終わってからクロネコメール便を出そうと18:30頃セブンイレブンへ行ったら、最終集荷が17時くらいで終わってしまったというので、直接クロネコの営業所へ持ち込んで、無事受け付けてもらえました。

きちんと翌日に投函されたようです。
19:18受付→翌12:51投函完了(ちなみにエリアは東京都中央区→東京都江戸川区)

2)児童手当(子ども手当)の申請

児童手当(子ども手当)が今後どうなっていくのかは誰にもわかりませんが(笑)

こういう手当がなくなることは少子化が続く限りないでしょう。児童手当(子ども手当)の申請書は役所のホームページでPDFで配布したり、直接窓口にも置いてあります。しかもこの手当は、申請した月の翌月から支払われるため、月末に生まれたお子さんの場合は注意が必要。お近くの役所へ出生届と同時に提出するのが良さそうです。なお公務員の方は勤務先に申請する必要があるということでした。

3)健康保険被扶養者(異動)届の提出

扶養者が増えることになるので、会社勤めの方は会社に、国民健康保険の方は役所に異動届が必要となります。僕の勤めている会社では生まれてから5日以内に提出となっていました。この異動届が受理されてから赤ちゃんの健康保険証が作られるので、早めに出す方が良いかと思います。

4)出産育児一時金・出産育児付加金支給申請書の提出

出産育児一時金の直接支払制度の申請ができなかった場合、出産育児一時金・出産育児付加金支給申請書をご加入の健康組合に提出します。こちらも申請書はPDFで配布しているところも多いようです。

重要なのは、この書類は自分の記入だけでは済まない!という部分。「医師・助産師が証明するところ」または「区市町村長が証明するところ」のどちらかを依頼先に記入してもらう必要があります。

僕はこれでちょっとイヤな思い出があります。奥さんと子どもが退院後に「医師・助産師が証明するところ」を産院に依頼したら、これだけで1,000円かかると言われてしまいました。どうも診療などの際に一緒にやってもらうと無料らしいのですが、後で単独で書いてもらおうとすると費用が発生するらしいです。あまり意味のない出費になってしまうので、お気をつけください。

またこのときに産院からもらった領収書のコピーの添付が必要なので、あらかじめコピーしておきましょう。ちなみに産科医療保障制度加入機関とそうでないところでは給付金額が異なり、産科医療保障制度加入機関の場合は領収書に「産科医療保障制度加入機関」であることを証明するスタンプが押された領収書であることが必要ということです。

ちなみにこの申請書の提出先ですが、僕の場合は勤め先でした。中には健康組合に直接郵送や窓口で渡すところもありそうなので確認しておいた方が良いです。

5)子ども医療費助成の申請

これは子どもの健康保険証ができてからの申請となります。申請すると[乳]とかかれた医療証があとから送られてきます。これを見せると医療費が無料になりますので、早めに提出した方がよいでしょう。ただ医療証がなくて医療機関に支払ったお金は、申請すれば現金給付で戻ってくるようです。

6)出産通知書

母子手帳をもらうとき、いろんな書類を役所でもらえるようなのですが、これもその中に含まれてるようです。僕の区では「赤ちゃん訪問連絡はがき」となっていました。

これは特に初産のときには必要だと思います。子どもが生まれてから保健師さんや助産師さんが訪問してくれるそうです。赤ちゃんの発育・授乳・病気の予防など、育児についての相談に応じてくれるので、ぜひ早めに出しておいてくださいね(郵送)。

7)会社へ慶弔祝金の申請

会社へお勤めの方は、会社から慶弔祝金が出るところも多いかと思います。奥さんも勤めている場合、そちらにも申請することをお忘れなく。ただ僕の奥さんは専業主婦のため、奥さんが育児休暇の場合はどのように、どのタイミングで申請すればよいのかはわかりません…。

8)その他

市区町村によって異なるようですが、僕の住む区では新生児誕生祝品として買い物券を3万円分もらえます。ほとんどおむつ代とミルク代に消えてしまいますが、結構馬鹿にならない金額なので、ぜひこういうものは逃さないよう申請しておいてくださいね。

さいごに

繰り返しになりますが、地域によって準備が必要な内容が異なってくる場合がありますので、詳しくは出産する地方自治体へ聞いておくことをお勧めいたします。

では、赤ちゃんが無事生まれ、母子ともに健康で退院できることを心から願っております!

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